枕が原因となる頭痛

   2015/11/25

今使っている枕で大丈夫ですか?

普通の枕睡眠時の重要なアイテムである枕、自分に合っていない枕を使っていると頭痛の原因となってしまう場合があります。
枕が高すぎたり低すぎたりすると頸椎に負担がかかり首コリ肩コリとなって緊張型頭痛を引き起こしてしまいます。
デザイン重視で選んだ枕や布団セットに付属していた枕を使っている場合は今一度、それが自分に適しているかを確認してみてください。
寝付きが悪い方や寝ても疲れが取れないという方はもしかしたら枕が原因となっているのかもしれません。

こんな枕には要注意

枕は高さや柔らかさも大事ですが実は素材もそれらと同じくらい重要となってきます。
下記に該当する枕を使っている方は注意しましょう。

素材が化学繊維

人は寝ているあいだに200mlほどの汗をかくと言われていますが、ポリエステルやウレタンなどの化学繊維は吸湿性・発散性が悪いので汗を吸い取りません。
なので綿のような柔らかい天然素材がおすすめです。
小さな凹凸のあるそば殻は気持ち良いのですが、軽い指圧効果により寝ている間も常に首から頭にかけて刺激を与えている状態になってしまいます。
刺激により体内で反作用が起こり緊張状態に陥ります。
休憩程度の仮眠用であれば良いのですが、夜寝る用には避けたほうが良いです。

偏った形状

凸まくら
最近は首の部分が盛り上がった枕がありますが、これは自然な姿勢を妨げることになってしまうため悪影響を及ぼす可能性があります。
形状的には首の骨に沿って支えるようになっていますが、物理的に圧迫してしまうので骨に余計な負担をかけてしまうのです。
なので一般的な平坦になっている枕を選びましょう。

高すぎる・低すぎる

高さが合っていない枕で寝ると寝心地が悪いだけではなく、イビキをかきやすくなったり、頸椎を痛めてしまう事になります。
実際に仰向けに寝てみて枕の高さを意識して確認してみましょう。

高すぎる枕はアゴを引いた体勢になります。
この状態は首から後頭部にかけての血管が圧迫され血行が悪くなり首コリや頭痛を引き起こす原因となります。
また喉の器官も圧迫されるのでイビキをかきやすく、呼吸も上手くできずに酸素不足に陥ります。

反対に低すぎる場合はアゴが上がった体勢になってしまうため、頭に血がのぼり脳への刺激が強くなります。
その結果、十分な休息が取れず疲労が溜まったり不眠の原因となります。

柔らかすぎる

枕をしないで寝ると常に首を持ち上げた姿勢になるので首が疲れて頸椎も伸びてしまいます。
柔らかすぎると、重量のかかる部分がへこむので枕をしていない状態とさほど変わりません。

自分に合った枕の高さを知るには

頭の大きさや首の長さは人それぞれなので一概に『このサイズの枕を買ってください』とは言えません。
しかし自分に合った枕の高さを調べる事はできますので、まずは自分で測ってみましょう。

適した枕の高さの測り方

壁に背中をつけて立ってください。
アゴは軽く引いた状態にします。
その時の首と壁のすきまの距離が理想的な枕の高さとなります。

実は、力を抜いて直立している姿勢と寝ている時の理想的な姿勢は同じ状態なのです。
なので直立姿勢を維持できる高さが最も自分に合っている枕の高さとなるわけです。

西川のムアツ枕のように高さや角度を調節できるものだと良いですね。

それでも今の枕を使いたい!

もし今の枕が自分に合っていないとしても、せっかくのお気に入りの枕を手放してしまうのは忍びない事かと思います。
どうしてもその枕を使いたいという方はタオルで高さを調整してみてください。

枕が低いのなら折りたたんだタオルを重ねて高さを確保したり、ちょっと強引ですが枕をタオルで強めに巻いて締め付けによって高くするといった方法もあります。
低すぎる場合は肩の下にタオルを敷けば枕の高さとの差を縮められます。
工夫次第でお気に入りの枕を使い続ける事は可能です。

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